Lサイズ
◎ 良好
◎ やさしい
× 不可
このヘッドホンは、マイクやヘッドホン製造の名門である「Sennheiser」の開放型ヘッドホンです。同社の開放型ヘッドホンのミドルレンジのモデルにあたり、基本的なデザインは兄弟機種のHD599やHD569と同様ですが、よりミニマルで精悍なイメージに仕上げられています。このクラスのオーバーイヤー型ヘッドホンとしては非常に軽く、ベロア素材の楕円型のイヤーパッドは通気性があり内部も広々として装着感も良好です。音質は低域から高域まで全域に渡って自然で透明な印象です。コストパフォーマンスも非常に高く、開放型のヘッドホンとして万人にお勧めできる名機と言えるでしょう。
カバーを装着するときのポイント:
1.あまり深く被せない
深く被せると、カバーの張りが強くなり、イヤーカップに耳が入りにくくなったり、装着時に耳に圧迫感を感じやすくなります。
カバーを被せる深さは、カバーがイヤーパッドだけを包むように被せるのがお勧めです。(※上の装着写真をご参照ください)
2.カバーの向きを縦にする
本カバーは縦と横で伸縮率に違いがあり、縦の方が伸びが良いという特性があります。本ヘッドセットは縦長のイヤーパッドなので、カバーも縦方向(よく伸びる方向)になるように、向きを揃えて装着する方が、装着感が良くなります。
カバーを縦向きにつけるには、カバーのゴムバンドにある継ぎ目の部分をカップの上部(又は下部)に来るように装着してください。そうすると、カバーの向きを縦向きにすることができます。
(テスト担当:林雅之)